COLUMN
家づくりのすすめ方
結婚して家族を持ち子供が育ってくると、家を持ちたいと多くの方が思います。
すると周囲の家や住宅のカタログなどが目につくようになってきます。
イメージは拡がっていくけれどもいざ!となると一体何から手を付けていけばいいのか迷いますね。
お金のこと、土地のこと、建物のこと…。
ご心配なく。世の中の住宅購入検討者がほぼ初めての経験です!悩んで当然なんです!
ここでは上手に家づくりをすすめていく方法を説明いたします。
- まずはイメージしてください、新しい家での新しい暮らしを
- 「土地」「資金」「建物」どこから着手すればいい?
- 何も決まってないからこそ「まずは相談する」が一番
- 他にどんなことをしておいた方がいいか?
- まとめ
1.まずはイメージしてください、新しい家での新しい暮らしを
これはとても大切なポイントです。「よそはよそ、うちはうち」と言うように、家には色んな在り方があります。
みなさんは新しい家での暮らしをイメージできていますか?
「広いリビングで大好きな映画を、大好きな音響で優雅に鑑賞している」
「庭先のテラスで友人を招いてバーベキューをしている」
「子どもたちが明るい空間で楽しく遊んでいる」
「奥さんがアイランドキッチンで料理を作り、その向かい側でご主人がコーヒーを飲んでいる」
「家族みんなで広々としたお風呂に入っている」
きっとそれぞれのイメージがあると思います。こんなことを考えるだけで家づくりは楽しくワクワクするものだと思いませんか?
このみなさんの想い、イメージが後々家づくりで肝心な要素となっていきます。何を大切にするか、何を優先するか。
実際に家づくりを進めていくと現実の問題に衝突します。資金的な問題や様々な制約・制限など…。
そんな中でこそ、この最初に思い描いた新しい暮らしのイメージが活きてきます。できるだけ明確に、家族のみなさんと一緒に議論してみてください。
2.「土地」「資金」「建物」どこから着手すればいい?
家を建てるには当たり前ですがお金がかかります。
全ての資金が手元にあれば別ですが、ほとんどの方が住宅ローンでの返済を検討しています。
ということはローンを組むために、土地と建物でどれくらい費用がかかるのかを銀行に提示しないといけません。
つまり、土地を持っていないからといって、まず土地を探そうとしても、そして土地が見つかったとしてもその費用をローンで組むために、慌てて工務店を探さないといけなくなってしまうのです。
ほとんどの方は土地代と建物代を含めた形で住宅ローンを組む予定でいらっしゃると思います。
結局、家づくりを上手にすすめるには「土地」「資金」「建物」に関して“同時に”進行していくことが大事なのです。
3.何も決まってないからこそ「まずは相談する」が一番
「土地」「資金」「建物」を同時に進行していく、ということはご理解頂けたでしょうか?
では何をするかといえばもう直接、住宅建築会社に相談する!ということなのです。
弊社のような工務店でもそうですし、ハウスメーカーなどに率直に相談していくことが実は一番安心できる家づくりへの近道です。
「土地も持ってないのでそこから決めていきたい…」
「毎月これくらいのローン返済の中で収めたいのだけど…」
「頭金はいくら準備すればいいのかもわからない…」
「5人家族なのでこれくらいの間取りが欲しいのだけど、建築費用って…」
こういった相談からで構わないのです。
一つずつお客様の不安やお悩みを解決していくことで、「土地」「資金」「建物」がバランス良く検討され、家づくりは進んでいきます。
まずは気軽に相談です。相談だけで費用がかかる会社はきっとないと思います。
また、こんなメリットもあります。
- 総予算の中から土地と建物の費用を検討してくれるので安心。
- 土地の建築基準などを見込んで一緒に土地探しもしてくれる。
- イメージした間取りなどを加味した上で判断できる。
- 予算に合せたローンのアドバイスをもらえる。
いかがでしょうか。
家づくりの第一歩はここからです。
4.他にどんなことをしておいた方がいいか?
より安心して家づくりをすすめていくためにも、次のことは行っていた方がいいかもしれません。
〈土地の情報を得ておく〉
前述したように、土地探しは工務店や住宅建築会社へのアプローチ後でも大丈夫ですが、あらかじめ探しているエリアの価格帯や、土地のサイズなどをリサーチしておくことで、より話がスムーズに進むと思います。今は、Webでも簡単に土地探しができますので便利ですよね。
〈住宅ローンについて調べておく〉
こちらも決定するのはまだ先のこととなりますが、まずはサラリーマンの方でしたら給与振込先の金融機関で扱っている住宅ローンの種類や金利などを調べておくと、今後の参考になると思います。ここで気を付けておきたいのは、住宅ローンの借入可能額が年収から算出されることが多いということです。「いくら借りられるかではなく、いくら支払えるか」を第一に考えていくことが大切です。
5.まとめ
家づくりは人生で一度しかないかもしれない一大イベントです。
今回、「土地」「資金」「建物」が同時進行することが大事だということをお伝えしました。その初歩には不安が付きまといますが、その不安も全て受け止める覚悟で弊社ではお客様に向き合っています。最初に思い描いた新しい家での新しい暮らしを実現するために、まずはお気軽にご相談ください。