WORKS

淡くやさしく、潔く整える

規格住宅ブランド「ジブンハウス」の特徴のひとつが広々とした玄関スペース。ゆとりのある玄関は、帰宅時の動線をスムーズにし、各部屋へも気持ちよくつながっていきます。

玄関横には通り抜け可能なシュークロークを配置し、その先にはプライベートゾーンへとつながる間取り。シュークローク入口や洗面・脱衣スペースのそれぞれに扉を設けることで、空間を用途別に区切ることができ、来客時や生活シーンに応じて生活感をスマートに隠す工夫もされています。

washroom

無駄のない美しい造作洗面所。

カウンターにはアイカ工業のスタイリッシュカウンターを採用。モールテックスのような質感の面材で、空間に上質な雰囲気をプラスしています。ボウルはカウンター一体型のシームレス仕様で、見た目のスッキリ感とお手入れのしやすさが魅力。

鏡は1枚鏡を大胆に設け、鏡下には横長のグレータイルをあしらってアクセントに。水栓は壁付けタイプを採用し、より洗練された印象に仕上げています。

機能性とデザイン性を兼ね備えた、こだわりの洗面空間です。

kitchen

落ち着きの中にデザインの工夫が光る、グレーを基調としたキッチン空間。

キッチン本体はタカラスタンダード「オフェリア」のモルタル調面材を採用。スタイリッシュで上質な雰囲気をまといながらも、使い勝手のよさにも配慮されています。リビング・ダイニング側からは手元が見えないよう、カウンター前には立ち上がり壁を設け、生活感を上手にカバー。

壁面には濃淡をつけたグレーのクロスを貼り分け、空間に奥行きと変化をプラス。ペンダントライトのコードや、背面収納のフレーム、引き出しの取手をブラックで統一することで、空間全体が引き締まり、モダンな印象に。

先に紹介した洗面所と同様、素材や色使いに一貫性があり、家全体のデザインバランスの良さが際立つキッチンスペースです。

リビング横に設けた4.5帖の和室は、多目的に使える柔軟な空間。
お子さんの遊び場やお昼寝スペース、来客時の客間として活躍しつつ、将来的にはご夫婦の寝室としても使えるよう計画された間取りです。
二階建てでありながら、将来は一階だけで完結する“平屋のような暮らし”が叶う、ライフステージを見据えた住まいの工夫が詰まっています。

階段を上がった先には、寝室と2つの子ども部屋に加え、フリースペースを設けたゆとりある間取り。
子ども部屋のひとつは2人で共有し、将来は間仕切り可能な設計です。

フリースペースは、宿題や読書の場として活用したり、本棚を置いてミニ図書館にするのもおすすめ。収納スペースとしての利用も想定された柔軟性の高い空間です。

天井には木目調クロスを取り入れ、他の部屋とは一味違う落ち着きとあたたかみを演出しています。

トイレには一際濃いめのグレークロスを採用し、空間にメリハリをプラス。床材にはリアルな木目柄のフローリングを用い、水まわりにもそのまま使用できる耐久性も魅力です。

収納はすべてオープン仕様で、扉のない分だけ空間に余白が生まれ、使いやすさも向上。

子どもたちが成長し、お部屋に個性を出したくなる頃には、自分たちらしい空間づくりが楽しめるよう、アクセントクロスをあえて控えたシンプルな内装に仕上げています。

ダイニングテーブルの下には、床と同素材で仕上げた堀込コンセントを設置。見た目に目立たず、出っ張りもないためスッキリとした印象に。電気配線の引き込みや大工さんの手間はかかりますが、あるととても便利な設備です。

CONCEPT

やわらかなグレートーンに包まれた、家族5人のための住まい。
外壁の鎧張り調サイディングが、山あいの景色にしっとりと馴染みます。

室内は、淡いグレージュのクロスと木のぬくもりあるフローリングが調和する、自然体で過ごせる空間に。グレーのアクセントクロスや黒の水栓・棚受けなど、さりげないポイントが全体の印象をキリッと引き締めます。

玄関から洗面へとつながるスムーズな動線や、1階に集約したランドリースペースなど、日々の暮らしに寄り添った潔い工夫も。
シンプルに整えられた内装は、奥さまのセンスが光る家具や雑貨が映える余白に。

穏やかで、心がほどける。そんな日常が、ここから始まります。

DATA
構造
木造
広さ
115.47㎡(35坪)
家族構成
ご夫婦、お子さん3人
住所
筑紫野市山家